逃げ出すように離婚。そして養育費を取り決めるまで

「何もいらないので今すぐに離婚したいです。」そう言ったのを覚えています。

当時、幼稚園に通う子供2人を抱えて専業主婦だった私ですが、元夫のモラハラに疲れ果て、離婚後の生活、養育費などまでは考えが回りませんでした。そんな中で、離婚成立。

何はともあれ離婚

元旦那から逃げるようにして何ももたずに離婚し、実家へ帰った私ですが、その後冷静になって考えてみるとお金もない、仕事もない、で生活力ゼロでした。年上の元夫はそこそこの稼ぎがあったので、「これは養育費だけはもらうしかない!」と考え、そこからいろいろな方に相談をしてみました。

養育費の妥当な額や子供が何歳になるまで払ってもらうか、など、周りの方々は皆、三者三様の意見です。

人の意見を聞けば聞くほどわからなくなって来た私は、プロの力をかりるべく、弁護士の先生に相談に行きました。

1回30分5000円の出費は痛かったですが、弁護士の先生に相談したところ、私の収入(無収入)、子供の年齢、子供の人数、あとは元旦那の年収などをもとに、妥当な額と、支払ってもらう期間を算出してくださいました。

元旦那の年収によって養育費の金額が変わってきますので、離婚を考えている方は旦那様の収入をきっちり覚えておかれるといいかと思います。

このような流れで、弁護士の先生に「一般的な養育費の金額」を出していただき、その額を元夫に支払っていただきたい旨、伝えることにしました。

弁護士の先生には、「養育費は「要求」することは自由なので、要求金額はご自分で決めていただいてもいいんですよ」と言われましたが、あまり法外な金額を要求するのもおかしな話かと思い、また変に話がこじれるのも嫌だったので、諸条件を当てはめて算出される妥当な額を養育費の額とし、期間も一般的な20歳までとしていただくことを決めました。

次はその金額を元旦那に伝え、実際に承諾してもらうという大仕事が待っていましたが、生活のため、気持ちを奮い立たせて頑張りました。

養育費の要求。そして承諾

元旦那と養育費について話あう場には、多少法律に詳しい親族と、元旦那の親にも同席してもらうことになりました。

そんなことくらい2人で話し合え、という意見もありましたが、モラハラで元旦那の前だと萎縮してしまうようになっていた私はとても一人では話し合いなんてできません。

ですので、無理を言って親族に同席してもらったうえ、話し合いをしました。

親族や元旦那の親が同席すると余計に元旦那が気分を害するのではと思って内心ヒヤヒヤしていたのですが、意外なことに、話し合いはスムーズに進みました。

何と言っても、養育費の金額が、弁護士の先生に相談して算出した金額であることに元旦那も反論の余地がなく、承諾せざるを得ない状況だったようです。

また、元旦那はプライドの高い人でしたので他人の前ではあまり揉める・ごねるなどの姿を見せられなかったのだと思います。今思うと、付添の人がいて本当によかったと思います。

そんなこんなで、養育費の金額は弁護士の先生が算出してくださった金額で、期間は子供が20歳になるまで、ということで合意しました。

合意したあとは、こちらも弁護士の先生のアドバイスで作成した養育費に関する取り決め書に決定事項を記載し、お互い署名捺印してそれぞれが保管することとしました。

離婚し、養育費の話し合いから数年経ちましたが、ありがたいことに毎月きっちり養育費が支払われています。

世の中の男性は、養育費を払わない人がとても多いと聞きますが、もし今突然養育費が支払われなくなったとすると、突然収入の1部が途絶えるのと同様、生活に支障をきたすと思います。

また、養育費の支払いがなくなったことによって、子供の将来の教育費などの計画も見直さなければなりません。

離婚して数年、私も働いて収入を得るようになったからと言って、養育費がなくなるとかなりの痛手であることは間違いありません。

ですが、私も離婚して収入を得ている今、離婚当初とは状況も違っていますので、もしかしたら元旦那に今後「養育費の減額請求」などされることもあるかもしれません。

その時はその時でまた話し合いに応じようと思いますが、それまでは現状のまま、ありがたく養育費を頂戴しようと思っています。